勇者Lv.3の書

勇者Lv.3の冒険の記録

次の「A列車で行こう」は私がつくる

1993年12月、パソコン向けに発売された「A列車で行こうⅣ」を買った時からこのゲームの魅力にとりつかれた。

そして現在、最新作「A列車で行こう9」を購入しようかどうか迷っている。理由は他のプレイユーザからの評価があまり良くない点だ(良くない点が目についてしまう)。
プレイユーザのレビューを見る限り、特にゲームの中の「人」の存在について、生命が生きている感じが今の「A列車で行こう」には見受けられない点だ。
そこで、もし自分が「A列車で行こう」を作るとしたらどんな仕様にするか考えてみた。

基本コンセプト

A列車で行こうの世界は果てしなく平和な世界でなくてはならない。なぜなら、それは箱庭を安心して作り経過を楽しむことができなくなるから。
箱庭作りに没頭できるコンセプトは絶対に外せない。

犯罪や自然災害、交通事故は存在しない

あくまで箱庭ゲームであり、いつまでも眺めていられる世界であってほしい。

電気や下水道などのライフラインは考慮しない(停電などは無い)

この世界はどこまでも平和であることが基本。

ゲーム内に存在する「人」の細かな描写は無し

ゲーム内にいる「人」はあくまで数字のみで表現される(人数、年齢、性別程度)。

ゲームのダウンロードは無料で月額課金制とする

常に安定的で持続的な収益を得るため。

全体マップ

マップは階層化(*1)されている

ユーザはまず、「土地」を選び、「買う」ことからはじまる。
各層により、平地だけ、渓谷などの特色を出す。
ユーザが増えるにしたがい階層を増やしていく。
もちろん他のプレイユーザの街に電車やバスに乗って行くこともできる。

ゲーム内の「時間」について

時間のスピードは全体を通して同じ

しかし、ユーザは「時間」は買うことができる(課金制)。
例えばビルの建設を早めたい場合、「時間」を買う事で早く立てる事ができる。
これにより個々の需要に合わせた都市建設が可能となる。

スマホでの操作について

現状時点では街を見るのみとする

スマホのUIはまだ進化の過程であり、予想ではヘッドホンのようなものを頭につけ、脳の微弱な電波により、自分が考えた動作でスマホを操作できるようになってほしい。今後の進化に期待している。

ゲーム内での計算処理について

ゲーム内での処理計算にはオンラインでつながったパソコンや外部の専用サーバを使う

主な処理としてはゲーム内で生活する人の「人数」「年齢」「行動」に関する処理である。
個々のプレイユーザが作った街の中に存在する「人」の動きについての計算量は膨大で、大変負荷のかかることであり、スペックの低いパソコンでは画面が動かなくなるなどの問題は避けたい。
そのため、ゲーム内の「人」に関する処理計算はオンラインでつながっているパソコン(*2)や専用サーバで行うことで、個々のユーザ側のパソコンでは円滑で綺麗なグラフィックなどの処理に力点を置きたい。
 また、このゲームに協力してくれる大学や企業などが存在する場合は、ゲーム内の「人」に関する処理計算を行うための専用のソフトウェアを配布し、現実の世界で災害などが発生した場合でもゲーム進行に支障がないようにする。

プレイユーザ間の情報共有について

プレイユーザの情報共有のため定期的に情報(新聞)を配布する

メンテナンスやバージョンアップ等の情報はもちろん、他のプレイユーザの街の紹介や人口の多い街などをのせる。プレイユーザのゲームに対するモチベーションを維持する目的である。
※この情報については、シムシティのような「市民の評価」があってもいいかもしれない。「学校がすくない」とか「公園がほしい」とか。

ゲーム内で配置される建物や電車のカスタマイズについて

建物はプレイユーザが自由に作ることができる

既存に建物や電車は存在するが、あらかじめ決められた建物や乗り物のパーツ(外観や色、建物の高さや大きさ、電車やバスの乗り物の色や形、走行速度、車両数)が用意されており、それを組み合わせることで自由にモノを作ることができる。
作ったモノは他のプレイユーザが使うことができ、追加でカスマイズもできる。
これにより街がよりリアルになる。
また建物が作られることで、その床面積や建物の高さにより「人」が発生する。
「人」には性別があり年齢がある(ここらへんの細かな要素の計算方法はまだ考えてない)。
最初から赤ちゃんであるとかはないにしても、男と女の間には子供が発生してもおかしくない。

ゲーム内で数値上の存在している「人」について

ゲーム内の「人」はその街で生活している

ゲーム内の「人」については現在の日本の人口や男女比率などの統計情報をもとに統計アルゴリズムにより計算して反映していく。
例えば一戸建てやワンルームマンションが建てられた場合はその規模により「人」が発生する。
ビル(会社)が建てば「人」は電車やバスで勤務先に移動する。
通勤ラッシュ時は電車やバスは「人」でごった返しているだろう。
また子供も生まれるため、保育園や学校なども必要になる。
主婦がいればスーパーも必要だ。
正月になれば人は初詣に出かけるだろう。
このように、ゲーム内での「人」は実際の細かな顔や動きは見えないが(おそらくそのあたり計算が入るとプレイユーザのパソコンに対する負荷は相当なものだと思う)、統計情報等による「人数」として見ることができる。
※会社から出る給料やスーパーで使われる「お金」についてはまだ良いアイデアは浮かんでない。

おわりに

いっきに書いたので誤字、脱字があるかもしれない。今の自分が考える、こんなA列車で行こうがあったらいいなという内容を盛り込んでみた。
この中で使えるアイデアがあれば、アートディンクさん!使ってくれませんか!?

*1:アニメのソードアートオンラインのようなイメージ

*2:オンラインでつながっているパソコンに処理を行わせる場合は、そのパソコンがスリープ状態ではなく、「放置」されている状態の時に行わせる